子どもをご褒美で釣っても「よい」?!
こんにちは、minaです。
【「学力」の経済学】を借りて読んでいます。
妹に姪っ子の教育をお願いされたので!
てのは半分冗談で(半分ホント?!)
kindle本で安くなってるというのを見てこの本の存在を知り、図書館に行ったら在架だったので借りてみました。
読んでみたら結構興味深い内容でしたので、記録のためにも書いておきたいと思いました。
今子育て中の方にも参考になるのでは?!と思います。
少し内容はかためですが、教育経済評論家の方が書かれているので当たり前ですね。
「子どもを東大に行かせる方法」的な本はたくさんありますよね。そして人気があります。
著者は、
どこかの誰かが子育てに成功したからといって、同じことをしたら自分の子どもも同じように成功するという保証は、どこにもありません。
といっています。
日本では教育を受けたことがない人はいないので、教育についてみんななにかしら意見を言えますよね。でも、それが正しいとは限りません。
教育にも科学的な根拠が必要であると著者の中室さんはいいます。
インプットのときにご褒美を
いつでもご褒美をあげていいわけではないようです。
テストの結果がいいのはアウトプットですよね。
そういう時よりも宿題をした、本を読んだときにご褒美をあげる方がテストの結果が良くなったそうです。
インプットにご褒美を与えられたほうが、子どもにとって何をすべきかが明確だから、だそうです。
アウトプットにご褒美を与える場合には、どうすれば成績を上げられるのかという方法を教え、導いてくれる人が必要であることがわかります。
とあるように、アウトプットが必ず悪いというわけではなさそうですね。
お金でも大丈夫?!
ちなみにわたしが子どものころは、通知表で5の数だけ500円をもらえるというご褒美でした。5つの教科が5なら2500円もらえるということですね。
なので、通知表の5の数を数えるのが楽しみでした 笑
さて、ご褒美はお金でも大丈夫なのかな?!ということに関しては
金額や与え方を間違わなければ、お金はそんなに悪いご褒美ではないと思っています。
とあるように、やり方次第では良いご褒美になるようですね。
小さいうちはトロフィーなど
同じ400円でもお金よりもトロフィーのほうが大きな効果があったそうです。
子どもが小さいうちは、やる気を刺激するのはお金以外のご褒美のようですね。
中高生以上にはお金が効果的
調べたところ、無駄遣いをしないできちんと貯蓄してる人が多かったようです。
家計簿をつけるなど金融教育も同時に行われていたことも一因のようです。
遠い将来よりも近い将来
「目先の利益や満足をつい優先してしまう」ということは、裏を返せば「目の前にご褒美をぶら下げられると、今、勉強することの利益や満足が高まり、それを優先する」
言われてみればそうですよね。
今がんばったご褒美が1ヶ月後、1年後なんて待てません。
待てる人もいるでしょうが。
1時間勉強したら(インプット)、勉強が終わった後にお小遣いをあげるよ(すぐ後)
というのが効果的のようです。
分かりやすく書けたかは分かりませんが、以上が子どもをご褒美で釣ってもよい理由でした。
ほかにもほめ育てやゲームついて書いてあるので後日記事にしたいと思います。